企業や店舗などではなるべく経営コストを削減しようと、工夫をこらしているところも多くみられます。しかし、電気代などのコストはなかなか削減することができず、できてもわずかな節電効果しか生み出さないということがほとんどです。そういった場合に利用したいのが「デマンドコントローラー」と言えます。

デマンドコントローラーを利用するとどのように節電が可能となるのか、ご紹介していきましょう。

電気代は使用量のピークを抑えるだけで削減できる

電気代を削減するための方法として、皆さんはどのような方法が思い浮かぶでしょうか?こまめに電気をオフにしたり、パソコンを省電力モードに設定したり、空調温度の設定を変更したりと、様々な方法が挙げられます。しかし、電気代を削減する方法として最も効率が良いのは、消費電力量のピークを抑えることだと言えるでしょう。

例えば、普段は150kW前後の電力を使っていて、一時的に消費電力量が増えて200kWになる月が出たとします。すると契約電力は普段の150kWではなく、200kWに設定されてしまい、その分の基本料金を支払わなくてはならなくなってしまいます。高圧だと1kW1500円程度に設定されていることも多く、契約電力が50kWも違えば月7万5000円、年間では90万円もの違いが出てきてしまうのです。

そのため、なるべく消費電力量のピークを抑えることが、楽に電気代を削減する方法と言えます。

デマンドコントローラーでできる節電

企業向けに利用されることの多い電力契約(高圧)では、30分ごとに電力計によってピークが測定され、基本料金が決定されます。高圧小口の場合は直近1年のピークで基本料金の基準が決まってしまうので、ある月だけ電力量が多いと、それを基準に電気代を支払っていかなくてはなりません。

しかし、デマンドコントローラーを使えば、あらかじめ設定してある目標電力量以上になりそうな時に警報ランプで知らせてくれたり、優先順位に従って電力の供給やストップを行ってくれたりする働きをしてくれます。自然と電力量のピークを抑えることができ、節電で起こり得る仕事への支障リスクを最小限に抑えられるのです。

デマンドコントローラーは自動で節電に働きかけるだけでなく、データ化してどの時間帯に電力量がピークになっているのかを把握することも可能です。そこで何が原因になっているのかが分かると、節電効果もより高くなるでしょう。

デマンドコントローラーは節電を効率的に行うのに適した機器です。ぜひ、企業や店舗の節電効果を狙いたいという方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。