環境ソリューションに取り組む企業、株式会社ヨシダヤでは、省エネを実現するためのデマンドコントローラー「IDMシリーズ」の販売、設置を行っています。デマンドコントローラーというのは、使用電力量をつねに監視することで、電気料金を抑える装置のことです。

たとえば、工場やオフィスビルなどのように大量の電力を使用する施設では、50Kw以上50Kw未満の大きな契約電力量となっていることがほとんどです。このようなケースで、電気料金を大きく左右するのがデマンド値です。

デマンドというのは、30分ごとに計測される電気使用量の平均値のことです。一ヶ月のうち、最大となったデマンド値によってその月の基本料金が決まり、これがその後11ヶ月に渡って適用されることになります。つまり、エアコンなどを使う時期に高いデマンド値を記録してしまうと、それ以外の月でいくら節電してみても、年間の電気料金はずっと高いままになってしまうのです。デマンドコントローラーは、このデマンド値をつねに監視して、設定した値を超えそうになると自動的にエアコンや冷凍機などの運転を制御してくれます。

このとき、ポイントなるのが時間分割制御です。ヨシダヤのデマンドコントローラーでは、デマンドの30分間を細かく10分割して、運転と停止をコントロール。それを複数のエアコンにバランスよく適用することで、間引き運転しながらも快適さを損なうことはありません。

「IDM-1M」は最大5チャンネル、20台まで。「IDM-7N」は最大9チャンネル、40台まで。そして「IDM-X」は最大9チャンネル、50台まで、デマンドコントローラー1台で制御することができます。さらに、IDM-Xはカラー画面やSDカードなどの機能でデータも管理しやすく、オプションで温度監視や遠隔集中監視などもできるようになっています。

実際にヨシダヤのデマンドコントローラーが導入された例としては、大学や老人ホームなどが挙げられています。いずれも、導入によって大幅な省エネを実現。無駄な電力カットはもちろん、それまで節電にかけていた労力や手間などのコストも削減することに成功しています。ほかにも、季節によってピークが異なるホテルや旅館。そして、日常的に大量の電力消費を行っている、スーパーやアミューズメント施設などでの活用が期待できるでしょう。

機器代や工事代など初期費用はかかりますが、省エネ効果が大きいので、短期間でその分も穴埋めできます。実際に導入するさいには、現地調査やヒヤリングによって、どれだけ削減効果があるのかシミュレーションも提示してくれるので安心です。

電気料金に頭を悩ませている事業者の方は、ぜひ導入を考えてみてはいかがでしょうか。

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