日々の生活に欠かせない電気ですが、なかなか電力の消費を抑えられる家計が圧迫され気味と悩む方は少なくないでしょう。電力消費が大きい企業や工場などはコスト削減や環境への配慮としてデマンドコントローラーを導入するケースが増えています。業務用と思われがちなデマンドコントローラーですが、実は家庭にも使用可能です。

そもそもデマンドコントローラーとは

電気料金は最低限の基本料金に加えて実際に使った電気量の料金などを加えて支払うことになります。デマンドコントローラーは電力消費を抑えるためにオンタイムで監視し、電力をコントロールすることで消費量を軽減し、結果的に毎月の電気料金を削減することが可能です。オンタイムでの監視なのでどれだけ電気を使ったか使用状況を確認できるので、電力消費削減の意識を高めることができるでしょう。

家庭の場合、オール電化にすると必ずデマンドコントローラーを導入しなければなりません。水を除く家庭で使用するエネルギーが全て電気でまかなっていくので管理がしやすくガスを使わないので火災のリスクが減る半面、電力消費はガス併用よりも多くなるでしょう。オール電化は熱効率がガスより悪い傾向があり、例えばお湯を沸かすために高温にすると電気を過剰に使っている可能性があります。

デマンドコントローラーがあれば他の部分で電気を削減でき、お湯を沸かすために必要な電気を確保でき、使い過ぎを抑えることが可能です。

デマンドコントローラーのタイプは2つ

デマンドコントローラーは大きく分けて自己制御タイプと警告タイプの2つがあります。自己防御タイプは各家電の優先順位を設定し、デマンドの目標値を超える前に優先度が低い家電を自動制御により電源を切り、電力消費量を抑えていくタイプです。設定される家電はエアコンのように電力消費が大きなものになることが多く、家庭では児童制御タイプが主流となっています。一方、警告タイプはデマンドの目標値に近づくと警告が鳴るので、手動で削減を管理していくタイプです。

急に家電が止まらないことがメリットですが、常に自分で制御・管理する手間がかかるので法人に向けた製品に多くみられます。

介護施設のケースとなりますが、冬場の空調管理をデマンドコントローラーで自動制御を行ったところ導入前が316kWでしたが、導入後の3ヶ月で274kWとなり削減効果は年間647,00円という事例があります。家庭でもデマンドコントローラーによる電力の使用状況の「見える化」や、自動制御により上記の事例のように削減効果に期待できるでしょう。

電力消費量や電気料金を節約したい方は、家庭用のデマンドコントローラーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。