『ホテル』を利用するシーンは旅行やビジネスなど様々ですが、常に快適な空間が作られていますよね。
客室において快適に過ごすことができるのはもちろんのこと、ホテル内であればどの場所であっても、空調設備が施されていることが分かります。
館内全てで24時間、業務用エアコンをフル稼働させることになりますから、電力コストはとても大きなものになり、運営をされる方にとっては悩みの1つになっているようです。
ここではネオ・コーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」を導入された、ホテルでの導入事例をご紹介して、導入するメリットについてもお伝えしたいと思います。
『ホテル』の電力コストはどうなった?~「ACMD」の導入事例
ネオ・コーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」を設置することによって、大きく電力コストを下げることができました。
ネオ・コーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」は、17万台の設置実績があり、多くの企業様や施設様にお喜び頂いています。
ホテルにおいては、一年を通じて電気消費量は高い傾向にあります。
特に寒い冬や熱い夏場はエアコンの使用から特に高い消費量となります。
ネオ・コーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」を設置することで、月間17,681円、年間約21万円の電気代の削減に成功しました。
ここではその設置事例として、ホテルでの電力コストがどうなったのか削減効果についてお伝えしていきます。
『ホテル』の電力コストの削減に成功!
今回ご紹介しているホテルにおいては、月間17,681円、年間約21万円の電気代の削減に成功しています。
現状の電気基本料金は、111,978円でしたが、導入後には基本料金を94,297円にすることができました。
契約電力は現状においては76kWでしたが、デマンドコントローラー「ACMD」を導入し、改善してからは64kwとなったのです。
基本料金が下がることに疑問を感じるかもしれませんが、これは電子ブレーカーを導入することで、電気契約を「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更できることに答えがあります。
電子ブレーカーは電力会社も勧めている省エネ対策ですから、設置するだけで契約内容を変更でき、目標値を設定して基本料金を下げることができるのです。
『ホテル』の最大デマンド値(最大電気消費量)の特徴
事例としてご紹介するホテルで使われた1年のデマンド値(電気消費量)を調べてみると、3月に1番電力消費量が高くなっていました。
これは3月に寒波が到来したことが原因で、従来ならば1月に最大デマンド値になっているようです。
ホテルでは一年を通して快適に過ごせるように、24時間エアコンをフル稼働させていますが、特に冬場と夏場には電気消費量が高くなる傾向にあります。
一年を通して電気消費量を見てみると、一番高かったのが3月で76kW、一番少なかった11月においては45kWとなっています。
その差は約30kWの差であり、それほど大きな差ではないので大幅に電力消費量を下げることは難しいですが、エアコンの稼働を調整することで確実に電力コストを下げることができます。
『ホテル』の電力コスト削減の可能性
事例でのホテルの場合には、冬場や夏場のエアコンの稼働を調整することによって、電力コストを抑えることができると考えました。
電気料金の基本料金は電力量の最大の月をもとに算定されるからです。
しかし、やみくもにエアコンの稼働を止めてしまうと館内の環境が悪化してしまい、お客様が快適に過ごせなくなってしまいます。
そこでネオ・コーポレーションでは、デマンドコントローラー「ACMD」をご提案しています。
事例としてご紹介したホテルでは、冬場や夏場に使用するエアコンの稼働を調整することによって、電力コストを抑えることができると考えました。
高性能な電子機器によって電気消費量を常に計測しており、電力量が目標値よりも超えてしまうような場合においてはエアコンを自動的に制御させることができます。
「ACMD」を設置したホテルでは、目標とする最大デマンド値(電力消費量)を64kWに設定し、目標値を超える月に数回、最大10分程度、冷風や温風を送風に切り替えました。
エアコンを制御するのは室外機だけで、室内機は稼働し続けます。
室内機は冷やされた(温めた)空気を送風し続けますので、室内環境が悪化することはありません。
そのため制御されているのも気付かないほどであったにも関わらず、基本料金を大幅に削減することができたのです。
デマンドコントローラー「ACMD」はなぜ電力コストを削減できるの?
デマンドコントローラー「ACMD」を設置することによって、電力会社との契約を「負荷設備契約」から「主開閉器契約」へ変更でき、翌月から新しい基本料金となります。
電気代の基本料金は最大電力量によって算出されますが、デマンドコントローラー「ACMD」を設置すれば、目標値で基本料金を算出することができるのです。
もちろん目標とした電力量を超えないようにしなければなりません。
そのため「ACMD」に備わっている高性能な電子機器によって電気消費量を常に監視し、必要に応じて自動制御させる仕組みになっているのです。
今回のホテル様においても年間約21万円の電気コスト削減が達成でき、大変お喜びいただきました。
デマンドコントローラー「ACMD」の導入は、『初期費用ゼロ円』です。
初期費用が大きな負担となることがありますが、デマンドコントローラー「ACMD」では削減された電気代の一部から費用を徴収しております。
そのためお客様は負担を感じることなく導入することができるのです。
電力コストにお悩みであれば、ぜひ導入を検討していただきたいと思います。