一般的に「特別養護老人ホーム」と呼ばれている介護老人福祉施設は、介護保険施設の一つとして知られています。

入居されている高齢者が安心して過ごすことができるように設備が整っていますが、その反面で電気コストに悩む施設も少なくありません。

そのため、デマンドコントローラーを活用して、電力コストを削減する施設が増えています。

デマンドコントローラーとはどのようなものなのか、またなぜ電力コストを削減できるのか詳しくお伝えしていきましょう。

介護老人福祉施設とは~電力コストの実情

介護老人福祉施設とはどのような施設で、どのような設備に電力コストが必要なのでしょうか。

実際の実例と共に、介護老人福祉施設の電力コストの課題についてお伝えします。

介護老人福祉施設の特徴

介護保険を活用して一部負担で活用できることから安価であり、しかも介護や医療の体制も充実していることから利用する高齢者が増えています。

全国で約8000施設ほど存在しており、「有料老人ホーム」「グループホーム」についで、3番目に多い介護施設となっています。

介護老人福祉施設は、高齢者の終の棲家としての役割があり、ご自宅で介護を受けながら生活することが難しくなった方が入居されています。

入居した高齢者は必要な介護を受けながら、リハビリテーションや趣味などに取り組み、充実した生活が快適に送れるように工夫されています。

介護老人福祉施設の設備

電気を活用する施設内の設備としては、

● 照明記事
● 入浴設備
● エレベーター
● 介護機器
● エアコン
● 床冷暖房システム

などがあります。

施設内の環境は日当たりがよく、施設内は照明によって明るく調整できるような設備になっています。

また、夏場や冬場でも快適に暮らすことができるように一定の温度で保たれるようになっています。

もちろん必要なリフトや入浴機器、電動ベッドなどの介護機器や吸引器や医療用酸素など医療機器も配置されており、適宜、活用されています。

介護老人福祉施設の電力コストの実情

今回ご紹介する介護老人福祉施設は、通年で電力コストが高くなっているのですが、特に夏場と冬場に最大デマンド(最大消費電力量)が高くなっています。

1月:452 kW
2月:464 kW
3月:485 kW
8月:482 kW
9月:490 kW

1年の中でもっとも最大デマンドが高くなる月はこの5か月で、9月の490 kWがもっとも高いことが分かります。

ちなみに低い月は、
6月:358 kW
11月:270 kW
となっており、11月がもっとも低くなっています。

この状況から見ても、電力消費量が多くなる原因はエアコンであることが推測できます。

もっとも高い9月と11月を比較した場合には、220 kWあることから、電力コストを削減させるためには、エアコンの使用が課題になることが分かります。

介護老人福祉施設の電力コストの仕組みと実績

「高圧電力」契約は、基本料金が設定されています。

「高圧電力」の特徴として、過去1年間の最大デマンド(一番ピークの消費電力)を基本として、電気料金の基本料金が設定されているという点にあります。

先ほどご紹介した施設では、9月の最大デマンドが一番高くなっていますので、この数値が基準となって基本料金が設定されているのです。

つまり、そのあとエアコンによる消費が少なくなったり、省エネに取り組むなどしても、この9月が基準になって基本料金が請求されてしまうので、思うように電力コストは安くならないのです。

しかし、デマンドコントローラーを導入することによって、設定した目標値から計算されることになりますので、基本料金自体が安くなり、削減効果が実感しやすいのです。

デマンドコントローラーとは

デマンドコントローラーとは、電力会社も省エネを推進するために有効な機器である推奨しているものです。

高性能な機器によって消費電力の監視を行い、必要に応じてエアコンの室外機を自動制御させて省エネに取り組むことができます。

室外機を制御させても室内機で送風は続けており、室外機で作られた快適な空気は吐き出して続けることが可能です。

また制御と言っても数分から10分程度、月に数回程度だけのことで、実際に施設内で働く介護職員でもその制御に気付かないほどです。

導入すると、最大デマンドの目標値によって基本料金が再計算され新たに電力契約を結ぶことになり、翌月から新しい基本料金が採用されることになります。

欲月から基本料金が下りますので、電力コスト削減効果が目に見えやすいのです。

デマンドコントローラーを導入した介護老人福祉施設は

ネオコーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」を導入した介護老人福祉施設では、年間で約138万円の電力コストの削減に成功しています。

毎月約11万5千円、年間で100万円もの削減効果があることは、驚くべき効果ではないでしょうか。

デマンドコントローラー「ACMD」は高性能な電子機器が搭載されていますが、なんと初期費用ゼロ円で導入可能となっています。

初期費用が気になる施設経営者にとっては、安心材料になるのではないでしょうか。

電力コストでお悩みの介護老人福祉施設であれば、ぜひネオコーポレーションのデマンドコントローラー「ACMD」の導入を検討してみましょう。